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Impinj Protected Mode

Protected Mode は RAIN RFID リーダーからタグを迅速に隠すことができる、安全で柔軟性が高く、簡単に元に戻すことができる機能です。

M700 タグチップのイラスト

RAIN RFID システムのプライバシー、パフォーマンスおよび柔軟性を向上

企業のシステムには、消費者のプライバシーに関する規則への準拠に加え、運用の効率性と柔軟性の維持も求められます。 これらの要件を満たすためには、タグの付いたアイテムを読み取るタイミングと場所をシステムが制御し、タグのデータが不正なリーダーに共有されることを防止する必要があります。 Impinj Protected Mode なら、リーダーによるデータの要求にタグが応答するタイミングと場所を、RAIN RFID システムで決定することができます。  

一部の Impinj の RAIN RFID タグチップで利用可能な RAIN システムでは、Impinj Protected Mode を使用して、次のようなことを実現します。  

  • タグ付きのアイテムを不正な RAIN RFID リーダーで読み取り不能にすることで、今後導入されるプライバシー関連規則に準拠 
  • リーダーの焦点を適切なタグに当てることで RAIN システムの性能を向上 
  • タグ付きのアイテムを不正なリーダーで読み取り不能にすることでサプライチェーンの安全性を確保 

Impinj Protected Mode use in retail and supply chains

小売業でのセルフチェックアウトの自動化 セルフチェックアウトを完全に自動化し、店員がセキュリティデバイスを取り外す必要がなくなれば、買い物がより快適になります 
小売業での盗難防止 購入された商品のタグが RAIN RFID セキュリティ ポータルに表示されるのを防ぐことで、盗難防止システムの性能が向上します。
小売業でのオムニチャネルの実行 在庫データをリアルタイムで正確に更新し、販売を最適化します。商品がオンラインで完売し、タグが自動的に無効化された場合、在庫データの更新がリアルタイムで行われます。  
小売業での返品および在庫の管理 タグを有効に戻して製品や購入データへのアクセスを許可することで、返品の手続きを合理化し、返品詐欺を防ぎます。 購入時のデータを確認し、返品された商品を店舗在庫に戻す際に、タグを付け直す必要はありません。  
サプライチェーン・物流 機密性が高い、または高価な商品に付けられたタグを、輸送中に RAIN RFID リーダーに表示するかどうかを制御し、サプライチェーンのセキュリティを強化します。 
小売業でのセルフチェックアウトの自動化

Impinj Protected Mode の仕組み

ほとんどの RAIN RFID タグは、企業の RAIN RFID システムに入っていないリーダーを含めた全ての RAIN RFID リーダーによる、タグの EPC データを用いた照会に応答します。 安全なパスワードを使用すれば、リーダーが Impinj Protected Mode を有効化し、全てのリーダーでタグが読み取り可能になります。 Protected Mode を有効にしたタグは、リーダーの照会コマンドに正しいパスワードが入っていない限り、リーダーに応答しません。 パスワードを使用すれば、RAIN RFID リーダーで Protected Mode の ON と OFF を切り替えて、タグを読み取れるタイミングと場所を制御できるようになります。 
Impinj の RAIN RFID リーダーは標準の GS1 Gen2 コマンド(選択、アクセス、書き込み)を使用して、Protected Mode を ON にするか OFF にするかを制御します。パスワードは 32 ビットの値で、ユーザーが設定することも、RAIN RFID アプリケーション内で設定することもできます。 
仕組み
RAIN の一般的な機能

ほとんどの RAIN タグが全ての RAIN RFID リーダーに対応しています。

仕組み M700
Protected Mode ON

Impinj Protected Mode を使用すると、リーダーからパスワードが送信されない限り RAIN RFID タグが反応しなくなります。

Protected Mode OFF
Protected Mode OFF

パスワードがあれば、RAIN RFID リーダーで Protected Mode の ON と OFF を切り替えて、タグを読み取れるタイミングと場所を制御できるようになります。

関連する機能

Impinj は、RAIN RFID タグをリーダーに応答させるかどうか、またいつ応答させるかを制御するための、幅広いタグデータ保護機能を用意しています。 
以下のタグ機能について詳しくは、Impinj タグチップの データシートをご覧ください。  

タグの Access/Kill 機能: タグへのアクセスを保護したり、タグを完全に無効化したりする機能です 
短距離モード: タグの読み取り距離を 90% 以上短くして、離れた場所からタグデータが読み取られるのを防ぎます 
Kill 不能モード: Protected Mode で使用する機能であり、Impinj Protected Mode を使用する際にタグを誤って無効化することを防ぎます 
 
関連する機能
機能
Protected Mode
短距離モード
タグのKill
タグデータ保護
盗難防止
返品の最適化
在庫管理
Impinj 製品のタグデータ保護機能サポート
特長
Impinj タグチップモデル
Impinj リーダーチップモデル
Impinj リーダー および ゲートウェイモデル

Kill 不能モード

M770、M775、M780、M781

短距離モード

M800 シリーズM700 シリーズ、Monza R6、Monza 4QT

R700 シリーズ、Speedway、xArray、xSpan

タグの Access/Kill

M800 シリーズM700 シリーズ、Monza R6、Monza 4

R700 シリーズ、Speedway、xArray、xSpan

イラスト-Impinjプラットフォーム-スタックレイヤー

Impinj プラットフォーム — IoT ソリューションの基盤

Impinj のプラットフォームは、IoT ソリューション開発の基盤を築き、エッジ接続機器を介して、クラウドから物理的なアイテムまでインターネットのリーチを拡大します。 当社の広範なパートナーエコシステムは、市場最高の製品、機能、テクノロジーをプラットフォームに使用し、ビジネスの要求に対応する全製品を提供します。 あらゆるアイテムにワイヤレスで接続し、識別し、位置を特定し、保護します。 導入が簡単で、使いやすい当社のプラットフォームは、他社製品を組み合わせるアプローチとは比較にならないほど優れた性能を提供します。