貨物のトラッキングの自動化により、顧客の期待に応える配送と業務の迅速化を実現
グローバルな市場では、モノが高速で移動します。 貨物が世界中を移動する中、貨物を正しい配送先へ届けるには、配送センターとポートが最大限の効率で稼働する必要があります。 搬入出される貨物を手作業でトラッキングしていては、ビジネスの速度についていくことも、混乱に対応することもできません。 Impinj のパートナーが構築した物流システムなら、高速かつ効率的な運用が可能です。
出荷認証による変革
製造およびロジスティクス の業務を効率化
サプライチェーンと物流
搬入出される貨物のトラッキングにより、リアルタイムでの可視化と業務の効率化を実現
製造・自動車産業
工場間を移動するパーツと製品のトラッキングを自動化し、最高の業務効率を達成
出荷認証ソリューションのためのプラットフォーム
Impinj のプラットフォームに用いられる RAIN RFID は、個々のアイテムに一意の識別情報を付加し、目視することなく、瞬時に膨大な数のアイテムを読み取ることができる、電池不要の無線技術です。 Impinj のプラットフォームを用いた配送・物流・IoT ソリューションが、配送チャネルを流れる貨物に関するデータを、既存のエンタープライズ管理システムにつなげます。 配送チャネルを流れる貨物が個別に識別されるため、効率的な在庫管理と迅速なサプライ管理が可能になります。
- ドックドアを通過する貨物に関するリアルタイムのデータを搬入出を行うシステムにつなげる
- 目視することなく、ドックドアを通過する荷物を識別
- プロセスの自動化の促進と業務の効率化につながる洞察を得る
RAIN RFID による出荷確認の仕組み
貨物へのタグ付け
Impinj の技術を採用したタグをパレットに取り付けます。 Impinj のタグチップは、離れた場所からでも目視することなく読み取ることができます。
貨物の読み取り
Impinj のチップを搭載したリーダーで、貨物の内容と配送方向を識別します。 リーダーは搬入出口の上、間、横に設置可能で、高速で移動する貨物を識別します。
貨物の可視化
貨物に関するデータをエンタープライズシステムにつなぐことで、トラフィックのパターンやサービスレベルのメトリクスに関する洞察を得て、業務を改善します。
サプライチェーン・物流
物流をリアルタイムで可視化 することにより効率を改善し、 配送ミスを削減
詳細情報 不必要に停止することなく、最大効率で運用
Impinj を使用した自動出荷認証システムは、業務の速度を落とさずに出荷をトラッキングし、バーコードをスキャンするために積み荷を止め、確認する必要はありません。 従業員の作業速度を落とさない自動化されたシステムで、大幅に効率を向上します。
常に正しいアイテムを、正しいトラックに載せる
精度を99%から100%に引き上げ、運用をレベルアップしましょう。パレット、ケース、またはアイテムのタグを読み込み、出荷に漏れがあったり、誤った品目が含まれていたり、違うトラックに積み込まれたりした場合は、従業員にアラートで知らせます。ミスを完全になくすために、ステージングから積み込みまで認証を拡大します。
柔軟な設置オプションで現実世界の制約を解決
施設によって、最も機能する設置オプションを選ぶことができます。どんな出入り口の、上、間、横、いずれの場所にもリーダーを設置することができます。 ご使用の環境において最も機能し、プロジェクトのゴールに合致し、安全性を高め、事故を減少させるように設定してください。
ビデオ
サプライチェーンのスピードと精度を向上
もっと働くのではなく、もっとスマートに働きましょう。 Impinj の RAIN RFID プラットフォームが、貨物の移動に関する正確なデータをリアルタイムで提供します。
顧客事例
日本パレットレンタルは RAIN RFID でパレットをトラッキング
日本パレットレンタルは、ビジネスのコスト対効果を高めるために、資産のトラッキングと管理に RAIN RFID 技術を使用しています。日本パレットレンタルは、従来のパレットの環境面と費用面での非効率性を認識し、企業が商品をさらに効率よく移動させ、費用を削減することができる、再利用可能な資産ネットワークを構築しました。 製品のトラッキングをサポートするために、Impinj パートナーの Mighty Card は Impinj と協力し、パレットをトラッキングする特定用途向け RAIN RFID ソリューションを開発しました。
製造・自動車関連企業における自動化
最大の運用効率のためにプラント間を移動する部品や商品をトラッキング
詳細情報 アイテムの動きに関する正確なデータをリアルタイムで取得
既存のエンタープライズ向け出荷・物流アプリケーションにアイテムレベルのリアルタイムデータを組み込むことで、システムにそのデータが反映され、積み込みドックの状況が正確に示されます。 この正確な情報を利用することにより、物流チームはビジネス上の重要な決定を迅速に下すことができます。
高い性能、データ整合性、信頼性を実現
記録システム内の出荷データがすべて正しいという確信を得ることができます。 Impinj のプラットフォームは、不要な読み取りをなくし、システム性能を自動的に調整して、タグデータの正確な伝達を保証するアルゴリズムや診断などの先進機能を備えています。
再利用可能な輸送コンテナなどの資産をトラッキング
Impinj のタグを再利用可能な輸送コンテナに貼付することにより、コンテナの移動先と返却日時を自動的に管理することができます。 これにより、自社から出荷され、返却されてくる再利用可能コンテナのトラッキング処理を自動化します。
顧客事例
Novart Oy 様、Impinj パートナーの Finn-ID を活用してコスト高な出荷ミスを回避
Novart Oy は、RAIN RFID とバーコードスキャンを組み合わせて、ピッキングと出荷のプロセスを抜本的に改革するソリューションを構築しました。 この新システムにより、年間数十万ユーロのコストと1日 4 時間の労働時間を削減できるほか、ペーパーレスに移行することで、隙間風が吹く冬の倉庫内で紙が飛び散ることもありません。
パートナーソリューション
Impinj パートナーの SLS による出荷の自動モニタリング
SLS RFIDソリューションは、ドックドアを通過する貨物をRAIN RFIDで自動的にトラッキングすることにより、効率的な処理とリアルタイムのデータ収集、主要な業務に対する洞察を提供します。 Impinj のリーダーを内蔵した SLS D-Series™ が、出入庫を行うシステムと、ドックドアなどの搬出入口を通過するアイテムそれぞれのリアルタイムデータをつなげます。