JADAK、史上最小の RAIN RFID モジュール ThingMagic M7e-Pico を発表
JADAK は、ハンドヘルドやその他の小型機器用途に、市場最小級、かつ高効率な RAIN RFID モジュールの新製品、ThingMagic M7e-Pico を発表しました。
より小型で低消費電力な機器の製作は、テクノロジー開発の基本的な目標のひとつです。 JADAK が発表した同社の ThingMagic シリーズの新製品によって、強力な RAIN RFID を搭載した小型の携帯用機器が実現します。
新製品の ThingMagic M7e-Pico UHF RAIN RFID 組込モジュールは、現在入手可能な製品の中で、最小級のフォームファクタで、最も幅広い用途に対応します。 18x21mm と小型なうえに低消費電力の Pico は、スペースと重さが重要な要素となる機器用途に最適な製品です。

ハンドヘルド機器の消費電力が低減するということは、充電間隔が長くなることを意味します。 消費電力の大きい他のモジュールでは、多くのモバイル機器に対応できません。 充電済みの機器が長持ちすることにより、業務間を移動する従業員のダウンタイムが短縮され、同じシフト内でできる仕事量が増加します。
ThingMagic Pico は、低消費電力かつ高速でのタグの読み込み・書き込みおよび認証向けに設計された業界をリードする Impinj 製 E310 RAIN RFID リーダーチップを搭載しています。
無線出力レンジが 0~+24dBm と広く、バッテリー駆動の携帯型リーダーに最適で、RFID 対応の小型プリンターのほか、倉庫や空港にあるようなタグ運用ステーションに最適です。
Impinj のゴールドレベルパートナーである JADAK はまた、表面実装技術のパッケージを採用することで、大量の RAIN RFID 統合にかかる総コストを削減しました。
適応のしやすさで身近なデバイスに採用
ThingMagic Pico は、数々の業界や用途においてプロセスの改善し、データの収集、人的ミスの防止、アイテムのトラッキングを行います。 Pico モジュールには以下を含む、多彩な用途があります:
- ハンドヘルドやプリンター、センサーネットワークなどのモバイル機器
- タグ運用ステーション
- アクセス制御
- スマートフォン用アクセサリ
- 医療・製薬用の医療機器
- 売店および自動販売機
JADAK では医療機器メーカーや小売業者、消費者とも連携し、全世界でその他の機器ソリューションへの Pico の統合を推進しています。 JADAK ThingMagic の詳細情報で、ThingMagic M7e-Pico について詳しくお読みください。
- 記事のタグ:
2023年01月30日
サインアップして最新ニュースを受け取る